ムナクリ通信

院長日記のムナクリ通信一覧

宗像靖彦クリニックでは、健康生活に必要なあらゆる情報発信をしております。
もっと詳しくお聞きしたい事や、他に知りたい内容などございましたら、スタッフにお伝えください。

院長日記院内感染対策2020.02.19

当法人で行っているモークシャ施設内感染対策です。

皆様のご参考になればと思います。

老人ホームとクリニックが同一建物にあるため、老人ホーム入居者を守ること、クリニック内での感染伝播を防ぐこと、職員による感染媒介・家庭への持ち込み感染を防ぐことが目的となります。

  1. 感染症流行期(冬季)の次亜塩素酸水による加湿。
  2. 施設・クリニック間の往来頻度を極力少なくし、移動前後にはうがい・手洗いまたはアルコール手指消毒を行う。
  3. 手の触れる器具は、アルコールまたは次亜塩素酸水で拭き掃除を頻繁に行う。
  4. 業務中は、手を肩より上にあげない。顔に触れる場合は、触れる前に手洗いを行う。

院長日記新型コロナウイルスCOVID-19感染拡大について2020.02.18

生命現象として新型の病原性ウイルスが発生することは不可避です。人類がこれまでに遭遇したことの無いウイルスでは、当然のことながら、人間に免疫(抗体)が備わっていません。感染の鎮静化には症状の無い感染(不顕性感染)を経て、抗体を獲得するプロセスを経なければなりません。ウイルス感染はだれもが均等に感染機会を持っています(Even Chance)。いたずらに感染を恐れる必要はありません。我々が今なすべきことは、自分が罹患することを恐れることではありません。重症化リスクの高い方々(高齢者・基礎疾患を有する患者さん)に伝播させないことなのです。

院長日記新型コロナウイルス(COVID-19)感染症について2020.02.10

様々な情報が大量に拡散し、マスクが不足するなど異例なパニック状況になっているようです。

これまでにわかっている情報を共有してゆきたいと思います。

1.COVID-19感染症の特徴は、長引くかぜ症状(発熱・咳)と倦怠感です。
2.潜伏期間は1~2週間です。
3.武漢市を含む湖北省への直近渡航歴のある人またはこれらの人との接触歴のある人のかぜ症状は要注意です。
4.COVID-19の感染性・病原性はインフルエンザとほぼ同じです。
5.高齢者や糖尿病などの基礎疾患のある人では肺炎の合併や、重症化に注意を要します。
6.COVID-19は飛沫感染(咳や鼻水などでの飛散)で伝播します。
7.うがい・手洗い・アルコール消毒が有効です(標準予防策)。
8.マスク着用の予防効果は実証されていません。
9.咳・鼻水などの症状のある人のマスク着用は飛沫感染防止効果があります(咳エチケット)。

注意:健康な方がマスクを着用してもほとんど意味がありません。

院長日記健康寿命120歳プロジェクト<農業編>2019.09.20

 兼好法師曰く、「人間として生まれてどうしても必要なものは、食・衣・住・薬である」(徒然草第123段)。少子高齢化による社会構造変化を余儀なくされ、我々は「どうしても必要なもの(止む事を得ずして営む所)」を真剣に考え、真摯に生きる道に復さなければなりません。「薬」にたずさわり、人とかかわる業態を営む医療法人としては、「食」に関心を寄せざるを得ません。

 我が国の食糧自給率はカロリーベースで37%、しかも年々低下してきています。他国ではアメリカ130%、ドイツ95%、フランス127%で自給自足が可能です。そしてこれらの諸国では、自給率の低下はありません。農業は国力維持・拡大に必要な戦略産業であり、しっかりとした政策がとられているのです。我が国では農業従事者の減少、高齢化などにより耕作放棄地も増加してきています。日本の行政は民間が事業モデルを作り、農業政策が提案されることを待っています。我々医療人は食糧自給問題に関心を持ち、かかわってゆくべき立場にあると確信しています。我々の手で成せることは成してゆきたいと思います。総志会は、「モークシャタウン計画」の一環として法人施設内での食料自給率100%を目指しています。

モークシャタウンホームページはこちら

院長日記モークシャタウン記念講演会開催のご報告2019.01.25

平成31年1月20日、モークシャタウン記念講演会を開催しました。
「子供たちに託す平和社会」のテーマで、戦場カメラマン渡部陽一氏にご講演いただきました。

モークシャタウンホームページはこちら

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