ムナクリ通信

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健康寿命120歳プロジェクト<農業編>2019.09.20

 兼好法師曰く、「人間として生まれてどうしても必要なものは、食・衣・住・薬である」(徒然草第123段)。少子高齢化による社会構造変化を余儀なくされ、我々は「どうしても必要なもの(止む事を得ずして営む所)」を真剣に考え、真摯に生きる道に復さなければなりません。「薬」にたずさわり、人とかかわる業態を営む医療法人としては、「食」に関心を寄せざるを得ません。

 我が国の食糧自給率はカロリーベースで37%、しかも年々低下してきています。他国ではアメリカ130%、ドイツ95%、フランス127%で自給自足が可能です。そしてこれらの諸国では、自給率の低下はありません。農業は国力維持・拡大に必要な戦略産業であり、しっかりとした政策がとられているのです。我が国では農業従事者の減少、高齢化などにより耕作放棄地も増加してきています。日本の行政は民間が事業モデルを作り、農業政策が提案されることを待っています。我々医療人は食糧自給問題に関心を持ち、かかわってゆくべき立場にあると確信しています。我々の手で成せることは成してゆきたいと思います。総志会は、「モークシャタウン計画」の一環として法人施設内での食料自給率100%を目指しています。

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