診療案内

リウマチについて

リウマチは不治の病ではありません。最新の薬でリウマチの治療をします。

リウマチは以前は治らない病気と言われていましたが、リウマチ医学と薬学の進歩で、症状の進行をとめることができるようになっています。
リウマチを患っている方は、不安と痛みを抱えたままにせず一度ご相談ください。患者さんの病態に応じた治療法を説明いたします。

リウマチは不治の病ではありません最新の薬でリウマチの治療をします。

リウマチについて

「リウマチ」とは一般には「関節リウマチ」のことをさします。

関節リウマチは決してまれな病気ではありません。おおよそ日本人の200人に1人が罹患しているという報告があります。関節がこわばって、腫れる症状がでてきます。

初めは腱鞘炎と思って過ごしていると、徐々に関節が変形し、日常生活の様々な面で支障がおこります。関節リウマチが発症すると、2年以内におおよそ30%の患者さんが、仕事を辞めてしまうという統計データがあります。また、関節リウマチの患者さんは心臓の病気や、癌のリスクが高いため、平均寿命が10年程度縮んでしまうというデータもあります。

関節リウマチは原因不明の病気ですが、発症にはT細胞という免疫細胞や炎症性サイトカインという炎症を引き起こすたんぱく質の異常が関わっていることがわかってきたため、関節リウマチを根本的に治療することができるようになってきています。関節リウマチのより良い治療効果を得ようとするためには、1.発症早期からの治療と、2.生物学的製剤による治療が有効と考えられています。

当院でも、関節リウマチに対する最先端の治療「生物学的製剤」を用いて、多くの患者さんに病気の寛解状態をもたらすことができるようになっています。生物学的製剤とは、関節リウマチの炎症を起こすたんぱく質(炎症性サイトカイン)を特異的に中和してしまうミサイル蛋白(抗体)や、関節リウマチの炎症をコントロールしている炎症細胞(T細胞)をおさえるミサイル蛋白を遺伝子工学の技術で作成した薬剤です。多くの生物学的製剤が開発され、治療に用いることができるようになっていますが、作用や効果、副作用などの点で、それぞれに特徴がありますので、患者さんの病態に応じた治療薬の選択が必要となります。

長引く痛みはありませんか?抱えている「痛み」ご相談ください。

「最近なんだか○○が痛い」など原因不明で長引いている痛みを抱える方も多いかと思います。
痛みが原因で外出や運動など日常生活にも支障ができてしまい、動く事から遠ざかってまた痛みが悪化するなど悪循環になってしまうケースがたくさんあります。
痛みの病気を重症化させないためにもまずは早期発見です。今抱えている痛みと向き合ってみませんか?
まずはご相談ください。

長引く痛みはありませんか?抱えている「痛み」ご相談下さい

リウマチ以外でも「長く続く痛み」にお悩みの方はご相談ください。

慢性疼痛(まんせいとうつう)について

慢性疼痛とは、「長く続く痛み」です。疾患や外傷が治癒した後も何か月も痛みが続いたり再発したりすることがあります。
関節リウマチなどのように炎症を伴った痛みやけがの痛みは、多くの医療機関で、ほぼ同等の診断治療が可能ですが、痛みの原因が治っても検査などで異常が見つかりにくい体の痛みがあります。「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」など は代表的な慢性疼痛疾患です。

痛みは脳で感知されますが、痛みが慢性化すると痛み自体が習慣のようになってしまいます。ホルモン異常や睡眠障害、精神的要因などが背景にあることもありますが、今のところ原因は不明です。痛みを感じる神経に抑制をかける神経の働きが鈍っているのではないかという説(ゲートコントロール説)が有力です。

最近では脳の痛み神経に抑制をかけるような、抗てんかん薬や抗うつ薬を治療に応用した慢性疼痛治療薬の開発が進んでおり、当院でもこのような治療を提供しております。まず今感じている痛みの10%を減弱することが治療の目標となります。
また、当院では患者様の自由な選択肢として、アメリカの医師が開発したマイヤーズカクテル療法(ビタミン剤の投与)という代替医療の提供もしております。

セカンドオピニオンサービス(病気相談・健康相談)について

リウマチ関連疾患に関するセカンドオピニオンを必要とされる患者様はプライベート健康管理サービスにてご相談を受け付けております。

プライベート健康管理サービス「ザ・ブレスメディック」