ムナクリ通信

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日本の新型コロナウイルス感染拡大対策について2020.03.02

Massgetheringの状態がウイルス感染拡大につながることから、学校の休校や大勢が集まるイベントの自粛が行われています。

このような措置は公衆衛生上は理にかなった対策と考えられます。

この対策は現代社会にとって、これまでのライフスタイルを見つめなおす機会になるかもしれません。

日本の医療費は毎年45兆円とされていますが、家計から支出される娯楽費は毎年65兆円です。

実は、日本人が娯楽を控えれば、日本の医療費の全額が保険制度の助けを借りずとも賄えてしまうのです。

医療法人総志会では「墨家十論」をコンセプトとしたモークシャタウン計画を推進していますが、これからの人口減少社会において生きるために必要な支出の優先順位を考え直してゆく必要があると思っています。

今回のウイルス感染対策を通して、私たち人類にとって、本当に必要なものが何であるのか、深く考える機会になるのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染はすべての人が均等に罹患する機会(Even Chance)を持っています。

自分さえ良ければといった考え方は否定しなければなりません。

すべてはつながって、一つになっていると考えなければなりません。

マスクやトイレットペーパーの買い占めは、個人の利益にも社会の利益にもなりません。

私のクリニックでも充填しておいた手指消毒用アルコールが丸ごと無くなるなど、これまででは考えられないようなことが起こっています。

モークシャタウン計画の原点である「墨家十論」にあらためて想いを馳せているところです。

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