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院長日記新型コロナウイルスワクチン(コミナティ)の副作用について2022.02.20
当法人職員に対してファイザー社の新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」で三回目のブースター接種を行い、完了しました。副作用の集計をお知らせします。
三回目接種での副作用の特徴は以下の通りです。
1)接種部位反応(注射をした部位の腫れや痛み)は全例で発生します。上記の統計では接種部位反応は除いてあります。
2)発熱、倦怠感、関節痛が多く見られます。
3)三回目接種での副作用は、一回目、二回目より多く発生します。
4)一回目、二回目で副作用を経験した数名は、三回目接種を回避しました。
5)一回目、二回目の副作用は、若い女性に多い傾向がありましたが、三回目接種では、男女、年齢にかかわらず発生します。
6)一回目、二回目で副作用が無かった方でも、三回目で副作用が発生します。
7)副作用は48時間以内に消失します。
三回目接種では多くの方で副作用が発生します。三回目接種の目的は、すでに獲得しているコロナウイルスへの免疫を強化することにあります。解熱鎮痛剤を上手に使って、副作用を軽く済ませることが良いと思います。
Yasuhiko MUNAKATA M.D., Ph.D.
医療法人総志会理事長
宗像靖彦クリニック院長
昭和63年 東北大学医学部卒業
平成02年 東北大学医学部大学院に進学(リウマチ膠原病の研究を行う)
平成08年~ 米国ハーバードメディカルスクール・ダナファーバー癌研究所に留学
平成10年~ 東北大学病院 血液免疫科にて臨床・研究・教育に従事
平成17年~ 医療法人美瑛 理事長就任
平成25年 宗像靖彦クリニック開設
平成26年 医療法人総志会 理事長就任