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院長日記新型コロナウイルスワクチン(コミナティ)の副作用について2021.06.09
医療法人総志会職員を対象としたコミナティ接種が終了しました。
副作用発現には、以下の特徴がありました。
① 接種部位反応(痛み・腫れ)は全例で発現する。
② 一回目接種より二回目接種に副作用発現率が高い。
③ ワクチンの副作用は女性に多い。
④ 一回目接種で副作用が発現すると二回目接種でも同様の副作用が発現する。
⑤ 副作用としては発熱・頭痛・倦怠感・関節痛が多い。
⑥ 副作用は接種後二日以内に発現することが多い。
⑦ 40歳以下女性の二回目接種での副作用発現率が高い
現在進められている高齢者へのワクチン接種では、副作用の発現率は高くないと思いますが、今後、接種対象となる若い方々への接種では副作用に注意をして接種を進める必要があります。かかりつけ医を持たない方、就労者への集団接種の機会が多くなると思います。副作用への対応ができるかどうかが課題となるでしょう。
医療法人総志会では今後ワクチン接種で副作用の出やすい方々への安全な接種推進をお手伝いすべく、各方面と現在調整を行っております。
Yasuhiko MUNAKATA M.D., Ph.D.
医療法人総志会理事長
宗像靖彦クリニック院長
昭和63年 東北大学医学部卒業
平成02年 東北大学医学部大学院に進学(リウマチ膠原病の研究を行う)
平成08年~ 米国ハーバードメディカルスクール・ダナファーバー癌研究所に留学
平成10年~ 東北大学病院 血液免疫科にて臨床・研究・教育に従事
平成17年~ 医療法人美瑛 理事長就任
平成25年 宗像靖彦クリニック開設
平成26年 医療法人総志会 理事長就任