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病気いろいろ煙草の有害性2018.12.11
喫煙が関節リウマチにとって最大のリスクであることはすでにご紹介していましたが、健康な生活にはやはり有害であることがあらゆる分野で証明されています。煙草は「百害あって一利なし」です。
喫煙に関する興味ある研究結果が報告されましたのでご紹介します。
①米国からの報告です。バーやレストラン、職場など多くの人が集まる場所を全面禁煙とする「スモークフリー政策」が導入された地域の非喫煙者では、そうでない地域の非喫煙者と比べて収縮期血圧値の低下が認められたそうです。つまり、「スモークフリー政策」が導入されていない地域では非喫煙者でも受動喫煙によって血圧が上昇していたということです。
②東北大学国際歯科保健学分野(相田准教授)からの報告です。約9万6千人を20年間追跡調査した結果、男性で一日20本以上吸う喫煙者は、非喫煙者に比して交通事故の死亡リスクが1.54倍高くなるとのことです(女性には喫煙者人数が少なかったために統計解析データが出ませんでした)。
Yasuhiko MUNAKATA M.D., Ph.D.
医療法人総志会理事長
宗像靖彦クリニック院長
昭和63年 東北大学医学部卒業
平成02年 東北大学医学部大学院に進学(リウマチ膠原病の研究を行う)
平成08年~ 米国ハーバードメディカルスクール・ダナファーバー癌研究所に留学
平成10年~ 東北大学病院 血液免疫科にて臨床・研究・教育に従事
平成17年~ 医療法人美瑛 理事長就任
平成25年 宗像靖彦クリニック開設
平成26年 医療法人総志会 理事長就任