平成30年10月仙台市青葉区愛子に「モークシャタウン」が誕生しました。
当医療法人ではJR仙山線愛子駅前「モークシャタウン」に住宅型有料老人ホーム「モークシャ愛子」を建設いたしました。 「モークシャタウン」は医療・介護・教育を提供し、様々な世代の人々が、元気に生き生きと笑顔で交流する「解脱の街」です。
モークシャタウン計画とは
「モークシャ」(VIMOKSA:毘目叉)はサンスクリット語で「解脱」を意味します。「モークシャタウン計画」は「解脱の街づくり計画」という意味です。超高齢化社会を迎え、国民総医療費は42兆円、国家予算は97兆円です。このままでは国家が廃れてしまいます。私たちは価値観を変えてゆく必要があります。年間で娯楽費に65兆円、死後の葬祭費用に20兆円を費やす価値観を国民一人一人が変えてゆく必要があります。私たち一人ひとりには、今を生きる市民の責任として子供たちに託せる国家を守り、伝える義務があります。モークシャタウンでは「生命」を最大価値として中心に据えています。様々な世代の人々が、生命を大切にし、それぞれの役割を果たしながら社会参加してゆくような街を目指しています。モークシャタウンの理念は「兼愛」です。「兼愛」は墨子の「墨家十論」に基づいていますが、モークシャタウンの設立理念はまさに「墨家十論」の実践なのです。
モークシャタウンでは高齢化社会における医療・介護提供の効率化、高度な実効性を目指し、以下の目標を達成します。
- 患者さんのご家族を介護負担から解放し、介護離職・介護休職ゼロを実現します。
- 介護を要する患者さんの機能回復・自立を促し、医療度・介護度の低下を目指します。
- 急性期病院の後方支援を行い、急性期病院の介護負担を軽減します。
モークシャタウンでは様々な世代の人々が、生き生きと交流し、世代ごとの役割を果たしてゆきます。人と人とが心でつながってゆきます。将来を背負う子供たちのために社会資産を残してゆきます。モークシャタウンはこのような街に育ってゆくことでしょう。
モークシャタウン計画はこれからの日本の国家基盤となる地域モデルを提案する事業なのです。医療・介護以外にも以下の重要なテーマについて真剣かつ具体的に取り組んでまいります。
- 高齢者の社会貢献機会(雇用)を提供すること。
- 地域の子供たちが高齢者の体験を聴き、高齢者から学ぶ教育機会を設けてゆくこと。
- 「モークシャタウンミーティング」を開催し、これからの日本における地域社会・産業・教育のありかたを幅広く議論すること。
モークシャタウンを愛子に決めた理由
当院は本年10月にJR仙山線愛子駅前に移転しましたが、移転先を愛子に選定した理由の一つが「仙山生活圏」です。人口減少による国力の低下について、自治体の枠を超え、生活圏を重視した生活環境の整備が必要です。愛子は仙台市中心部からJRまたはR48で約20分西の位置にあります。ということは、山形に20分近づくわけです。仙台のみならず山形からの患者さん受け入れ、山形からの雇用応募を受けるための拠点としては、愛子が最適でした。モークシャタウン計画に託された目的の一つとして、仙山生活圏の生活環境整備があるのです。
モークシャタウン概要
仙台駅から電車で30分JR仙山線 愛子駅より徒歩5分
事業所 |
モークシャタウン内
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連絡先 |
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所在地 | 〒989-3125 仙台市青葉区下愛子字観音堂1番1 |
アクセス |
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建物 | 大和ハウス設計・施工/敷地面積 4091㎡/S3F延べ2749.5㎡ |
ホームページ |