診療案内

リウマチについて

リウマチの治療

関節リウマチは、早期診断と早期治療で治る患者さんが増えています。

関節リウマチはまだまだ不明な点が多い病気ですが、ウイルスなど外敵から身を守るための「免疫」が自分の身体の組織を外敵だと誤認してしまう障害で、発症にはT細胞という免疫細胞や炎症性サイトカインという炎症を引き起こすたんぱく質の異常が関わっていることがわかってきたため、関節リウマチを根本的に治療することができるようになってきています。

関節リウマチは、早期診断と早期治療で治る患者さんが増えています。

関節リウマチのより良い治療効果を得るために

1.発症早期からの治療2.生物学的製剤

上記2つが有効と考えられています。
当院でも、関節リウマチに対する最先端の治療(生物学的製剤)を用いて、多くの患者さんに病気の寛解状態(かんかい:良くなった状態)をもたらすことができるようになっています。

治療方針について

検査により問題点が評価された後に治療方針を立てます。治療方針に関しては個々により大きく異なりますので他人と比較したり、インターネットなどの情報で自己判断したりしないようにお気を付けください。

▼治療方針は下記の内容を考慮して立てられます。

  • 臓器障害の部位と程度
  • 合併症の有無と程度
  • 年齢や性別など様々なリスク因子
  • 患者さんの保険や経済事情など
  • 受診医療機関における治療の優先順位(複数の医療機関を受診中の方の場合)
生物学的製剤とは

遺伝子組み換え技術の進歩によって、関節リウマチの炎症を引き起こす炎症蛋白を直接的に抑え込む生物学的製剤が開発されました。これによって、関節リウマチ治療は飛躍的に進歩しました。
関節リウマチ治療の目標は病気の勢いを完全に抑え込んで、進行を止め、可能であれば、治療をやめても再発しないことです。生物学的製剤の登場によって実際に治療をやめても悪化したり再発したりしない患者さんもたくさん見られるようになりました。
生物学的製剤による治療費は決して安くはありませんのでしっかり患者さんに治療方針をご説明の上、納得頂ける方に進めております。

生物学的製剤とは

リウマチと診断されてもお一人お一人の状態により治療法や薬も異なります。薬の効果はあるか経過観察をしっかりして患者さんとご相談しながら最適な治療法を見つけていきます。

リウマチと診断されてもお一人お一人の状態により治療法や薬も異なります。
薬の効果はあるか経過観察をしっかりして患者さんとご相談しながら最適な治療法を見つけていきます。

セカンドオピニオンサービス(病気相談・健康相談)について

リウマチ関連疾患に関するセカンドオピニオンを必要とされる患者様はプライベート健康管理サービスにてご相談を受け付けております。

プライベート健康管理サービス「ザ・ブレスメディック」