診療案内

リウマチについて

リウマチQ&A

リウマチの症状は高齢になるほど痛みがひどくなっていくものでしょうか?​

関節リウマチの症状は年齢による違いはありません。ただし、リウマチの患者さんは骨粗鬆症のリスクが高いので、骨粗鬆症に関連した症状についてもリスクは高くなります。​

リウマチの人は糖尿病になりやすいですか?​

特に関連はありませんが、糖尿病を合併した関節リウマチの患者さんでは、治療方針立案に工夫が必要です。​

リウマチの人はガンになりにくいと聞いたのですが本当ですか?​

大腸癌のリスクが下がると言われています。​

運動をしたほうがリウマチの治りが早くなりますか?​

炎症反応が高く、病気の勢いが強い時は安静が必要です。病気の勢いがおさまっていれば、関節を守るために関節周囲の筋肉を強化したほうが良いと考えられます。​

飲酒や喫煙はリウマチを悪化させますか?​

喫煙は絶対不可です。飲酒は直接のリスクにはなりませんが、度を過ぎると骨粗鬆症のリスクになります。​

食事で気を付けることや、リウマチにいい食べ物はありますか?​

関節リウマチとの関連で、統計的に明らかとなっている食事リスクはありません。しかし、「肥満」は関節への負担が過剰となり、痛みの症状を悪化させます。過食(特に糖質・炭水化物の過剰)は避けなければなりません。​

関節を使う仕事を続けることは可能ですか?​

可能です。個人個人の生活レベルに合わせて、治療方針をデザインします。治療をしながらプロスポーツ活動や俳優業をされている患者さんもたくさんいらっしゃいます。​

どんな場合に入院が必要になりますか?​

関節リウマチは基本的には外来で治療する病気です。しかしながら、リウマチは免疫の異常で全身の炎症を引き起こす病気なので、感染症や内臓病変(肺炎など)をおすことがあります。このような合併症が重篤な場合は、入院加療が必要となります。​

リウマチは一度なってしまうと、すっかり治すことは難しいですか?​

関節リウマチは原因が不明な病気なので、原因を取り去ることができません。このため、「治った」という概念を適応できません。しかし、実際は発症早期に厳重な治療を行うことで、治療をやめても再発しない状態に導くことも可能になってきています。​

どうして女性がリウマチになりやすいのでしょうか?​

女性ホルモンの影響が推測されていますが、詳細はわかっていません。更年期に関節が痛くなることがありますが、これも女性ホルモンの影響と考えられています。​

リウマチは妊娠や出産に影響しますか?​

関節リウマチそのものは妊娠、出産のリスクにはなりません。しかし、リウマチの治療薬は、妊娠に大きな影響が出ることがあります。リウマチの症状は妊娠期間中軽くなることが知られています。妊娠・出産を考えている患者さんは、治療担当医のコンサルテーションが絶対必要です。​

リウマチは遺伝しますか?​

関節リウマチは遺伝病ではありませんので、遺伝はしません。しかし、身内にリウマチの患者さんがいる方は、少なからずリウマチの発症リスクが高まるとされています。​

セカンドオピニオンサービス(病気相談・健康相談)について

リウマチ関連疾患に関するセカンドオピニオンを必要とされる患者様はプライベート健康管理サービスにてご相談を受け付けております。​

プライベート健康管理サービス​「ザ・ブレスメディック」​