ムナクリ通信

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社会満足度追求型医療サービスの構築2017.01.01

           平成29年年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。新春を迎え、ご挨拶を申し上げます。
超高齢化社会を迎え、税収が伸びず、社会保障費が増大する傾向が加速しています。これに伴って我が国の社会保障制度は変革を余儀なくされています。しかし、変革の方向性は定まらず不安定要素が増してきています。日本の医療サービスは世界にも類を見ないほど充実した質・量を提供しています。これまでは「すべて」の国民に対して「先進的な医療」が「安価」に提供されていました。現在の国内状況を踏まえると、今後はこれら「すべて」・「先進的な医療」・「安価」の三点についての変更が必要となります。すなわち、この三点がすべて揃うことが不可能となり、この内の一点以上を修正しなければならなくなります。現在検討されている高齢者への医療費自己負担額増加は「安価」要件についての受益放棄をお願いする施策となります。しかし、「安価」に対しての政策変更は高齢者の生活保護受給者増加を誘発しかねません。国民皆保険制度が浸透した我が国において、上記の三点に直接変更を加える政策は、様々な方面にしわ寄せを招くことから妥協的かつ段階的な応急処置政策としての位置付けになります。決して根本的な解決にはなりません。そもそも、我が国の医療サービスは、病気になった後に手厚いサービスを提供する事後処理型医療です。言い換えれば、「安心して病気になることのできる」サービスです。これからの我が国に必要な医療サービスは「健康維持型」の事前介入型医療サービスです。医療・介護適応人口を減少させる社会保障制度に制度目的を変更してゆく必要があり、その社会モデルを示してゆく必要があるのです。
当院では、「120歳まで健康」を目標とした健康管理サービスの事業モデル追及をしてゆきます。これによって、患者満足度の向上(健康時間の延長、社会貢献の維持)、更には社会満足度の向上(社会保障費の削減、税収の増加)が得られます。この事業モデルの必要十分条件は、サービス提供側(私達の医療法人)の質量充実とサービス需要側(患者さん)の自助努力です。
今後は、クリニックでの診療充実のみならず、患者さんの健康意識を啓蒙し、自助努力を促すことを目的とした事業(講演会など)や情報発信を他業種などと連携して積極的かつ効果的に行い、社会満足度を高める医療サービスを構築することに貢献邁進してゆきたいと思います。

平成29年1月1日

医療法人総志会
理事長 宗像靖彦

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